就活生必見!企業研究のやり方を教える

こんにちわ。就活シーズンに入ってきたとのことで、就活ネタを中心に執筆していきたいと思います。

今回は自己分析と並ぶ就活2大重要項目の企業研究のやり方について執筆していきたい。

1.そもそも就活において前提となる心構え

そもそも就職とは、従業員を雇いたい企業と入社したい人のマッチングが成功した状況を指す。

これは、新卒・第2新卒・既卒と関係なくとある企業に就職する人には当たり前の前提である。

しかし、新卒の就職活動となると、この点を理解しておらず面接を受け撃沈していく学生が多い。

「私の夢は貧困層の人々に貢献することです。なので御社がいいんです!」

「御社のCSR活動に共感したので、御社でCSR活動をもっと推進させていきたいです!」

等々やりたい事、叶えたい事ベースで志望理由を書いていく学生が多いがこれはナンセンスである。

企業側の立場に全く立っておらず、企業側をあなたを採用するメリットが見いだせないからである。

そもそも企業側にも、中長期計画というものがあり、企業の将来像がある。

学生を採用する時には、この企業の将来像に共感し共に中長期計画を達成してくれる人を採用したい

のは当然である。極端な話ではあるが、企業が既存の社員で中長期的に発展が可能であるなら学生を

取る意味がないのである。

そういう点において、企業の中長期計画、採用したい学生像も全く研究せずに、面接官に刺さる

自己PRなど出来るものであろうか。前置きが長くなったが

企業側は自社で活躍できる(=中長期計画を達成できる)学生を採用したいとしか思っておらず

あなたのやりたい事、将来の夢、なぜこの企業がいいのかなんて二の次なのである。

※ポテンシャル採用と言われる学生の就活も基本は一緒だと筆者は考える。

そのため、企業のやりたいこと、将来の展望に対し、私はこの能力・スキルをもって貢献できます

といったようなPRが必要。その説得力を増すためにも企業研究はマストである。

2.具体的な企業研究のヒアリング事項

自己PRをする上での具体的な方法について教えていこう。

この企業研究は、「御社は将来こういう事したいんですよね? その為には私の能力が必要だと

思います」と言えるための企業研究項目になっている。

企業研究項目

  1. 会社の事業内容(5W1Hで説明できるように)
  2. 中長期計画
  3. 社内の雰囲気、風土
  4. 志望する職種の仕事内容

下記で詳しくなぜ必要なのか簡単に解説していく。

1.会社の事業内容(5W1Hで説明できるように)

企業に面接をしに行く際に、その会社の事業内容を知らずに参加するのは言語両断であるが

念のため解説をしておく。ここで強調しておきたいのは事業内容を5W1Hで要素分解をする事である。

トヨタ自動車を具体例に下記のように要素分解をしていただきたい。(Whyは省く)

  • What(製品は):四輪車。
  • Who(顧客は):代理店、販売会社
  • When(どのフェーズ):サプライヤ-から製品を調達し車の組立をした後、代理店へ販売する
  • Where(どの国・地域):国内外。特に米国が稼ぎ頭。2位は中国で伸びがある。
  • How(販売方法):販売会社経由?? 商社経由? 海外は現地法人が販売? 展示会でPR??

こういう形で整理できていれば、その会社がどのようなビジネスモデルをしているのか

大まかに把握することが出来る。特に学生には理解しずらいITとかメーカーは上記のように要素分解

することによって、ディーラーとメーカー営業を混同することもなくなるだろう。

2.中長期計画

企業には必ず中期計画というものが存在するのだが、この中期計画を見ずに就職活動をする学生が多い

基本、企業は中期計画通りに動き、中期計画を達成する為に必要な人員の確保を行う。

10年後に海外への進出を目指している企業は、勿論グローバル人材の確保に動くし、

IT分野へ飛び込もうとしている企業だと、ITスキルを持った学生を重点的に採用する。

企業説明会等で、こういう人材を募集していますと記載はされているが、ほとんどが

論理的思考を持った方、主体性がある方等どこの企業にも概ね当てはまるスキルを喋っており、

会社の方針として、今後本当に必要な情報は喋られていないケースがほとんどである。

面接官に「この学生を取る理由がある」と明確に感じて頂くためにも

中期計画を読み、会社の成長の為にも自身のスキルが必要だと述べれるようになろう。

3.社内の雰囲気、風土

社内の雰囲気と風土も確認していく事は必要だ。面接官が学生を見るポイントの1つとして

「この学生は自社に馴染むことが出来るのか」といった点が挙げられる。

学生1人採用するにも、相当なコストが掛かっている実情を考えると、入社して1年ほどで退社される事

は会社として、大きなダメージがある。その為、辞めない人材の確保は第1優先事項であり、

面接官もかなり重要視している。会社と言えど人の集合体であるため、

会社における雰囲気と風土とは、「どのような人材が多くいるのか」という事に限る。

イケイケ商社企業に大人しい文学少年は厳しいし、インテリコンサルに情熱系は厳しい。

面接を受ける前に、どういう雰囲気・風土なのかは、口コミサイトやOB/OG訪問で必ず

チェックしておいた方が良いだろう。

4.志望する職種の仕事内容

この項目は当たり前なのだが、意外と把握していない学生は多い。

ここで把握しておきたいポイントとしては、その企業がどのようなビジネスモデルをしているのか、

客先は誰なのかといった大枠を捉えるのではなく、希望職種の先輩が1日どのような仕事をしているのか

といったディテールの部分である。

学生の多くは、将来海外に貢献したいとか、貧困層へ貢献したいとか夢を語り、その夢の実現の為に

御社を志望しますと言った志望理由を書いているのだと思うが、実際の業務をしていく中で

上記のような自身の夢に直結していると感じる部分は少ない。そのような状況下では

夢と直結しているのかどうかではなく、一日一日どのような業務をしていくのかを理解する方が

更に重要になっているのだと筆者は感じる。ここを理解しているかのポイントとして

実際に明日から働いてと言われた時に、実際に働けると感じるくらい理解をして頂きたい。

最後に

今回、企業研究のやり方を記載させていたが、上記以外にも必要な事はたくさんある。

色々と記載させて頂いたが、冒頭でも述べた通り、就活で必要な事は、

「企業の成長の為には、私のこのスキルが役立ちます」と自信を売込みに行く事だと感じる。

この「企業の成長」が企業研究、「私のこのスキル」が自己分析にあたるため

この企業研究と自己分析が就活の最重要項目として述べられているのだと感じる。

企業研究のやり方については、別の記事で記載するとする。

そこらへんのおっさんでもよければ、面接対策や就活支援は友達感覚で伝えるので

気になる方は、お問い合わせフォームから連絡をして頂きたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA